こんにちは、ろーむです。
自分の組織ではだいたい4~5年で人事異動があります。今回、自分に異動の辞令がありました。今の職場では休職も経験していたので、異動できてホッとしている気持ちと異動先でうまくやっていけるかという不安が混在しています。
さて、今回は異動についてお話します。自分の組織では、職場は本庁と支所(市内各地に点在)があります。支所は窓口業務がメインで、本庁は支所の業務のとりまとめだったり政策的な部署などがあります。
本庁は業務の難易度が高い部署が多く、キャリア志向の強い職員が多いです。一方で自分のような休職を経験した職員は、本庁に配属されることは稀で支所を転々とすることになります。自分の今まで本庁での勤務経験はなく、今回も支所から支所への異動です。
異動は転職に近い
これまで何度か異動を経験して、異動は転職に近いと感じています。その理由を書いていきます。
理由① 勤務地が変わる
支所から他の支所への異動となると、通勤先も変わります。必ず引っ越さなければいけないというレベルではないですが、それでも通勤時間が1時間はかかる場合があります。自分の今回の異動前後では、こんな感じです。
異動前
- 職場までの距離は2キロ。
- 自転車なら12分、徒歩(早歩き)なら25分程度。
- バスは本数が少なく、30分前に家を出る必要がある。
異動後
- 職場までの距離は5.6キロ。
- 自転車なら30分程度、徒歩は無理。
- バスは本数はあるがバス停まで遠いため、45分前に家を出る必要がある。
理由② 未経験の仕事内容になる
自分くらいの年齢の異動では、異動先は過去に経験したことがあるか関連がある部署になることが一般的です。若いころの経験を上司になって活かすという意味合いもあるのでしょう。
しかし、自分はこれまでに配属された部署で適正があると感じたものはなく、休職経験もあるため上記のような異動はないです。今回も異動先は過去に経験したことのない業務です。
この年齢で経験値0から仕事を覚えていくのはかなりきついですし、今後も異動の度に同じようなことになると思うと今から気が重たくなります。早期リタイアを考えるようになったのは、この組織のなかでのいまからキャリアを積んでいく道筋が見えないからというのも大きな理由です。
理由③ 人間関係が変わる
自分のようにキャリア形成に失敗して、過去の経験と関連のない職場を転々としているような職員だと、異動先に知り合いはおらず知らない人だけの中に突撃するような形になります。
特に支所に多いと思いますが、出世はしないけど業務に精通していることを傘にして幅を利かせているような職員も一定数います。そのような職員はこちらに圧力をかけてきたり、面倒な仕事を巧妙に押し付けてきたりする傾向があります。係長や課長がそれに気づいて是正してくれれば良いのですが、役職者はヒラよりも異動のタイミングが早いこともあり、余計な事をしないでやり過ごそうという雰囲気があります。
②と③については、自分が組織のなかでキャリアを積んでこれなかった事も原因です。キャリアをうまく積んでいれば、経験のある分野に係長や課長として配属されて、同じようなキャリアを積んできた気心知れた同僚と仕事が出来ていたでしょうから
異動先でうまく行かない場合はセミリタイアがある
リタイア目標の50歳までなのでそこまで働けるのが一番ですが、厳しいようであればもっと早い段階での早期リタイアも考えます。こちらの記事で既にセミリタイアが可能な状態であることは話しました。
leverage-kouhaitou-mix.hatenablog.com
セミリタイアという選択肢があることを頭の片隅にいれておけば、うまくいかないときに度に自分を追い込まないで済むのかもと考えています。
今回が最後の異動となる可能性も
50歳まで働くにしても残り7年です。異動先で4~5年働いたとすると、残り2~3年なのに異動するのは組織にも自分にもメリットがありません。異動先で4~5年働いた時点で、50歳のリタイアができそうな資産状況であれば異動希望は出さずに50歳まで同じところで働くことを組織に求めます。
もう異動がないという状況にできれば、リタイア後に住むマンションの購入検討も可能になってきます。現役時は異動で通勤が大変になってしまうこともあり、なかなかマンション購入に踏み切れないです。
もちろん賃貸だと住宅手当が出るという経済的な理由もあります