リタイアしたい公務員の日記

遅くても50歳までにリタイアします(いま45歳)

新システム導入=仕事停滞

こんにちは。

最近、職場の会計システムが新しいものになりました。今までのシステムでは紙を出力して決裁していましたが、新システムでは電子決裁となって紙が節約できるということです。

これが全然ダメなシステムで、ストレスが溜まっています。

 

ダメな点① 重い

  • 起動に数分かかります。
  • 画面を遷移するのに数分かかります。
  • 遷移後の画面で「戻る」をクリックしても戻るのに数分かかります。

現場のPCのスペックを考慮していないです。現在自分に与えられているパソコンはメモリが4GBしかなく、タスクマネージャーをみるとシステム立ち上げていない状況でメモリ85%使用中となっています。

せめてメモリ増設したいところですが、職員がカスタムすることは許されていないのでこの時間の無駄を受け入れざるを得ないのです。

ダメな点② 少ないメリット

システム導入に伴って機構改革もあり、会計部門は本庁一括になり出先機関からは会計部門はなくなりました。これによって請求書の審査は本庁の会計部門が行うことになったのですが、、

今まで

出先機関内で決裁完了、請求書は出先機関内の会計部門で保管

これから

出先機関で請求書をスキャンして電子決裁。決裁は出先機関と本庁会計部門にまたがる。請求書は出先機関で原本を保管して、本庁会計部門にはスキャンしたデータを送付。

手間が増えますし、その割に紙の節約量はたいしたことありません。

新システム導入に良い記憶ありません

自分が職に就いたころ(20年前)のシステムは、真っ暗な画面に白と黄色の文字で、画面を遷移するにはマウスでクリックではなくカーソル合わせてコードを入力するものでした。とっつきにくい画面ですが慣れるとサクサク動かせて便利でした。

その後(10年前)、いろんなシステムがWindowsのような画面になり、視覚的にはわかりやすくなったものの重くなってイライラするようになりました。ここで組織として「重いシステムは良くない」という事を学んだと思っていたのですが。

5年くらい前に文書システムが刷新された時「重い、わかりづらい、使い勝手が悪い上に改修されない」と不評だったのですが、今回の会計システムはその不評な文書システムをベースとして作られました。案の定の仕上がりです。

リタイアしていれば

3月でのリタイアを考えていたのは、実はこのシステム改修も要因でした。いろいろあってリタイアは延期となったのでこのシステムに付き合っていくしかないです。

 

それでは、また