リタイアしたい公務員の日記

遅くても50歳までにリタイアします(いま45歳)

相続金

こんにちは

以前、日記にしましたが昨年母が亡くなりました。

leverage-kouhaitou-mix.hatenablog.com

その母の遺産がけっこうな金額であることがわかりました。

母の預貯金

複数の口座があり、合計2500万円ほどでした。母は浪費は全くしない人で、一方で、早くに父が無くなっていて遺族年金をもらい続けていましたので、溜まる一方だったんでしょう。

兄と半分づつ分けることになりました。いったんは兄の口座に全部いれてから、半額(約1250万)を自分の口座に移すとのことです。

懸念しているのが、兄から自分の口座を移すのを税務署に贈与とみなされないかという点です。贈与とみなされると1250万円に対して387万円の贈与税がかかってしまいます。相続の一連の流れの中での兄⇒自分のお金の移動なので大丈夫だとは思いますが、念のため税務署に確認しようと思っています。

リタイアのシミュレーション

ここ最近はリタイアすることばかり考えていましたが、退職金含めて1800万円ぐらいでは実家に帰るしかないと考えていました。

しかし、この相続金を加えると退職時の資産額は3000万円となりました。これなら、実家に戻らずともリタイアできるのではないかと思い、シミュレーションしてみました。

前提条件として、3000万のうち2500万を運用、残り500万を生活防衛資金、年利7%で運用益は年175万円としました。

①今の賃貸アパートのまま

カッコ内は収入が資産運用益だけ(=フルリタイア)の場合の過不足です。

  • 車は所有し、趣味は続ける ⇒ 年生活費235万円(60万円不足)
  • 車は手放し、趣味は続ける ⇒ 年生活費216万円(41万円不足)
  • 車は手放し、趣味はやめる ⇒ 年生活費185万円(10万円不足)

今のアパートは家賃73,500円(ネット込み、駐車場代込み)で、住居手当(月27,000円)で実質月46,500円なのですが、退職後が額面通り73,500円となるので割高に感じます。また、駐車場代が含まれた家賃なので車を手放しても家賃が下がらないというのも不都合です。

車を手放した場合はその売価(100万円程度)の分だけキャッシュフローが生じるので、退職初年度の異様に高い健康保険料などに充てられます。

②そこそこの中古マンションに引っ越してから退職

一例として1790万円の中古マンションで考えます。実際にいま検討している物件で、駐車場を使うなら月12,000円です。

  • 車は所有し、趣味は続ける ⇒ 年生活費249万円(74万円不足)
  • 車は手放し、趣味は続ける ⇒ 年生活費216万円(41万円不足)
  • 車は手放し、趣味はやめる ⇒ 年生活費185万円(10万円不足)

車を持つ場合は①のときより生活費は上がりますが、車を手放した場合は①と変わらないです。車がなければ駐車場代を計上しなくて済むのが大きいですね。

③安い中古マンションに引っ越してから退職

一例として1190万円の中古マンションで考えます。これも検討中の物件で、リノベーションされていて住むには問題のない物件です。こちらの物件は駐車場の空きがないので、車を手放すパターンのみ考えます。

  • 車は手放し、趣味は続ける ⇒ 年生活費189万円(14万円不足)
  • 車は手放し、趣味はやめる ⇒ 年生活費158万円17万円超過

ここでようやく生活費が運用益だけで賄えるパターンが出てきました。もちろん運用益は仮定のものですが、このくらいの生活にすれば完全リタイアできそうだということです。

③番外編 やっぱり実家に一時的に戻る

こちらの日記で書いたように、年生活費が60万円程度です。

leverage-kouhaitou-mix.hatenablog.com

運用益175万から生活費60万を引いても、年間100万円以上は資産増大にあてることができます。ある程度資産を増大させたいならこれが一番なのは変わりないですね。

母に感謝しつつ

贅沢なリタイア生活を送ろうとすると行き詰まる可能性があることもわかりました。リタイアするなら相応の生活水準にする覚悟が必要だと、あらためて感じた次第です。

 

それでは、また