リタイアしたい公務員の日記

遅くても50歳までにリタイアします(いま45歳)

iDeCoを始めた理由

こんにちは、ろーむです。

仕事に忙殺されてなかなか更新できませんでした。

 

さて、今年の3月からiDeCoを始めました。

遅くても50歳でのリタイアを考えているのに、60歳にならないと受給開始できないiDeCoは相性が悪いと思っていました。しかし、よくよく考えてiDeCoをやった方がメリットが多いと思い始めました。

その結論に至った経緯について書きます。

理由① 節税

公務員なので拠出額は月12,000円、自分の税率が住民税と所得税あわせて20%であることから、年間の節税額は28,800円になります。50歳の年度末までの7年間で201,600円の節税が見込まれます。その節税額を投資に充てればさらに大きなメリットになります。

理由② 60歳まで受け取れない事がそれほどデメリットでない

自分の年齢が40代の半ばになったので、60歳がそれほど遠くなくなりました。もしリタイア後の生計があまり上手くいかなくても「60歳まで粘ればiDeCo(と繰り上げ受給の厚生年金)がもらえる」安心感はあります。

仮に縁があって子供ができた場合でも、子供が15歳くらいになれば受け取れるので学資保険のような扱いにもできます。

理由③ 受取方法次第で非課税が可能

iDeCoは出口戦略が難しいと言われますが、ある程度戦略を練っておけば大丈夫だと思います。

50歳まで働き早期退職制度を利用して退職すると退職金だけで退職所得控除を使いきります。その場合、一時金として受け取るとその全額に税金がかかってしまいます。それを避けるために年金として受け取る予定です。具体的には、老齢基礎年金や老齢厚生年金などの金額によって非課税になるように調整します。

例えば、以下のケースを考えます。

 ・iDeCoの60歳時の運用額が200万円

 ・厚生年金を60歳繰り上げで受給した場合は、その額が110万円

このようなケースでは、iDeCoは65歳から10年かけて受給すれば税金はかかりません。

理由④ 非課税にできない場合も影響は限定的

iDeCoの運用が想定よりずっと良かったりすると、年金として受給すると毎年課税になってしまう可能性もあります。そのような時は、税金がかかってしまうのを覚悟のうえで一時金として受け取り、課税になるのを1年間だけに抑えます。

老後は住民サービスや健康保険・介護保険を有利にするため、住民税非課税にするのを最優先に考えます。

iDeCoについては始めてしまえばあとは放っておく感じですが、気になることがあればまた記事にします。

それでは、また。