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こちらの記事でリタイアの目安は5000万と書きました。
これを50歳までに達成するためには投資でどのくらいの成績(利回り)が必要になるのか試算してみました。
計算方法
①初期条件
・50歳になる年度の年度末までの期間は7年間
・現在の資産は1000万
・入金力は年間240万(上の記事より少し厳しめに)
・退職金は50歳で早期退職制度を利用した場合は1600万円
②利回りは固定で考える
もちろん実際は成績の良い年と悪い年がありますが、試算上は運用期間中の利回りは固定で計算します。
③その年に新規投資する分の利回りは半分で
年の初め時期に投資した分はほぼ1年間運用できる一方で、年の終わりの方に投資した分は運用期間が少ないです。それを踏まえて、その年に新規に投資する分(=入金力の240万)については利回りは半分にして計算します。
④具体的な計算例
たとえば平均利回り5%のとき、1年目は次のように計算します
・最初に所有していた1000万円は1年間で5%増える
1000万 × 105% = 1050万
・1年目に新規投資する240万円は1年間で2.5%(5%の半分)増える
240万 × 102.5% = 246万
・上記の2つを足したものがその年の年末時点での資産になります
1,050万 + 246万 = 1,296万
このようにして50歳(7年目)まで計算していきます。
エクセルで表にすると次のようになります。
7年目の終わりには3,410万円になっていることがわかります。
最後に退職金1600万円を追加します。
3,410万 + 1,600万 = 5,010万
これが退職時の資産額となります。
年利回りを変えて計算
年利回りを変えて、50歳の年度末時点での金額を算出しました。
年利0% ⇒ 4280万(含み益±0)
年利5% ⇒ 5010万(含み益1,030万)
年利10% ⇒ 5939万(含み益2,247万)
年利15% ⇒ 7115万(含み益3,465万)
年利5%でも年利15%でも5,000万到達は50歳で同じ
年利15%でも50歳で退職金を加算して始めて5,000万到達でした。1,600万の「早期退職金ブースト」が働き、多少の年利の違いに関係なく50歳で到達します。
ただ、5,000万到達という意味では同じですが、年利が高く運用出来たほうがより大きな資産になり、その後のリタイア生活のゆとりが全然違ってきます。
リスクをとってレバレッジ商品をメインにしているので、年利15%もあり得ると思ってます。